10年後の4月の空

日頃のよしなしごと備忘録

羊 その2

数十年前に村上春樹氏の作品と出会って、多くの作品を読みました。好きな作家の話をすると決まって「一番好きな作品」を聞かれますが「好き」って難しいですね。

ビートルズの曲だって、好きな曲は数え切れないくらいある。

同様に、村上氏の作品も、好きな作品はいくつもあるし、しかも、表向きにも(裏向きにも)繋がっていたりするものもあり、切り離して考えれなかったりします。

多くの作品がテーマ(的なもの)を共有している、と言うか……。

 

文体から醸し出される雰囲気(よく言われる「村上ワールド」でしょうか)に浸れるのもよし。ただ、これは、好き嫌いが分かれるところでしょうか。

 

私は勿論、大好きな方なのですが、村上作品の世界観は嵌るとすごいものです。しばらくは何かにつけ、「やれやれ」と言ってみたくなります。

 

全然、話に辿り着かない。

まさに、「やれやれ」です。(言ってみた)